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鹿児島県糖尿病対策推進会議では、この度鹿児島県地域糖尿病療養指導士(以下、KCDEL)の制度を立ち上げ、その認定のための機構を立ち上げました。 糖尿病の患者さんは増え続けています。また透析や失明、心筋梗塞や脳梗塞、足の切断など合併症に苦しむ患者さんも増えています。糖尿病は慢性疾患であり、自己管理が重要な疾患です。したがって糖尿病治療において療養指導が果たす役割は非常に大きいものがあります。しかしそれを担うスタッフの数は不足しています。
鹿児島県地域糖尿病療養指導士認定機構では、糖尿病療養指導の出来る多くのスタッフを県内で広く育成し、鹿児島県の糖尿病診療のレベルアップを図ろうと考えています。

KCDELの資格継続年数は4年間で、その間にweb上で講義や症例検討などを継続して行っていきます。その受講や、日本糖尿病療養指導士(CDEJ)のメンバーとともに、いろいろな療養指導、広報活動を続けていくことでポイントを貯めていただき、資格更新していきます。

KCDELの認定を受けるには、下記を実施する必要があります。

1.認定機構が実施するインターネットを用いたWEB上での講義を視聴及び確認テスト実施
(一コマ20分程度 総数18コマ)
2.講義終了後に、インターネット上で実施される試験を受験(2月頃を予定)

受験せず講義のみの受講も可能です。詳しい講義内容については、講義内容のページをご覧ください。

すべての講義をインターネットで行う目的は、離島を初めとする鹿児島県の糖尿病専門医のいない地域における療養指導の充実を図ろうという意図があります。
また、時間的に講習会などに参加しにくいスタッフなど、出来るだけ多くの方に糖尿病治療や、療養指導に関する知識を増やしてもらう目的があります。

本制度の趣旨をご理解の上、奮ってご応募いただけましたら幸いです。多くの方々のご参加をお待ちしております。